世界自然遺産で2030年までにしたい30のこと
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016Nose's Farm Gardenhttps://www.nosefarm.com/ 一般社団法人 小笠原母島観光協会https://hahajima.com/ 母島の南崎は人の定住地では日本最南端に位置する。かつてはカツオドリの繁殖地だったが、ノネコ(野良猫)に捕食され激減。そこで有資格者によるノネコ捕獲プロジェクトが始まり、2014年には再びカツオドリの営巣が確認された。保護されたノネコは小笠原から本土に搬送され、里親が引き取る仕組みもある。 また、小笠原の生態系や在来植物に深刻な影響を及ぼす外来植物「アカギ」も、増殖を防ぐために駆除が必要な状況だ。現在はコロナ禍で休止中だが、今後の状況に応じて再開を検討しているボランティアツアーに参加すれば、自らの手でアカギを駆除し、生態系を守る活動に貢献することもできる。 小笠原は1878年頃に日本初のコーヒー栽培が始まった場所。第二次世界大戦、米国統治を経て、1972年、4代目がジャングルと化していた畑を開墾し栽培を再開した。ほぼ全工程が手作業、かつ無農薬の小笠原コーヒーが飲めるのは、通販を除けば父島のカフェとNose's Farm Gardenのコーヒーツアーのみ。 約2.5時間のツアーでは摘み採り→苗木の採集→脱穀→欠点豆の除外→焙煎→ミル→ドリップ→試飲を行う(季節により内容は変動)。すっきりとした飲み口のため、豆を多めに使い、しっかり抽出するとより美味しくいただけるそうだ。手間暇をかけてつくられる一杯の美味しさとありがたさを感じてみよう。生態系保護活動を知る。小笠原産コーヒーでチルアウトする。15301630

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