世界自然遺産で2030年までにしたい30のこと
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30 things to do by 2030 in Japan’s Natural World Heritage Sites023一般社団法人 奄美群島観光物産協会https://www.amami-shimahaku.com/Active-Amamihttps://active-amami.com/一般社団法人 奄美群島観光物産協会https://www.amami-shimahaku.com/オーシャンズhttps://www.oceanz-jp.com/ アマミノクロウサギは奄美大島と徳之島だけに生息する特別天然記念物。体長40~50cm、黒い毛に短い耳、穴掘りが得意で立派な爪を持つ。ガイドと行くナイトツアーであればかなりの高確率で見ることができる。車内からその姿を探しながら森をゆっくり走行。アマミノクロウサギがいたら、静かに、じっくり観察だ。 他にも鳥、虫、島特有の植物、満点の星空と見どころ満載。また夜の森は賑やかでリュウキュウコノハズクの雌雄のささやき、ケナガネズミの喧嘩、カエルの鳴き比べも聞こえてくる。参加者の満足度は高く、「奄美でいちばん楽しかった」という声もあるそうだ。 穏やかで透明度が高く、少し泳いだだけでもクマノミなどたくさんの熱帯魚や色とりどりの珊瑚礁を見ることができる奄美大島の海。ウミガメやクジラなどの中継地、また越冬・繁殖地でもあり、冬場はホエールウォッチングもできる。 初心者でもシュノーケリングに挑戦しやすい環境が整っている。野生のウミガメと一緒に泳げる「ウミガメシュノーケリング」は人気だ。「オーシャンズ」のツアーでは、2021年から2022年にかけてほぼ100%の参加者が野生のウミガメと遭遇し、一緒に泳ぐ体験をしている。インストラクターが対応してくれるので、初めてでも安心だ。夜にクロウサギを見守る。ウミガメとシュノーケリングする。25302630

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