世界自然遺産で2030年までにしたい30のこと
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ITAGE IWORLD NATURAL HERN JAPANChoose your Travel, Choose your Future.30 things to do by 2030 in Japan’s Natural World Heritage Sites00330 THINGS TO DO BY 2030IN JAPAN’S NATURAL WORLD HERITAGE SITES*持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。 [出典:外務省ホームページ]https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html 日本ではじめて世界自然遺産が登録されたのは1993年。鹿児島県の「屋久島」、青森県と秋田県をまたぐ「白神山地」の2地域です。その後、2005年に北海道の「知床」、2011年に東京都の「小笠原諸島」、2021年には鹿児島県と沖縄県の「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が登録され、全5地域となりました。 東京都と公益財団法人東京観光財団は、国内の世界自然遺産登録地のある北海道、青森県、秋田県、鹿児島県、沖縄県と連携し、世界自然遺産の知名度やブランドイメージを活用した観光振興を実施しています。 このたび、世界自然遺産地域の魅力を広く伝えるとともに、各地域の自然保護活動や観光する上で旅行者が守るべきルールやマナーについてまとめたデジタルパンフレットを制作しました。 ここでは、世界自然遺産という貴重な環境において、自然の素晴らしさや動植物の逞しさを学んだり、SDGsとは何かを体感できるような活動を、30の「ミッション」として紹介します。オーソドックスな観光ではなく、体験し、学び、未来を守ることにつながるような旅をしたい。そんな方々にとってこれらのミッションが「やりたいこと」のひとつとなっていけば幸いです。世界自然遺産で2030年までにしたい30のこと

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