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日本の世界自然遺産について
1993年、日本ではじめての世界自然遺産が2件登録されました。鹿児島県の離島「屋久島」、そして青森県と秋田県にまたがる広大なブナ原生林「白神山地」です。2005年には北海道の北東部のオホーツク海に突き出す半島「知床」、2011年には東京都心から約1,000km離れた海洋島「小笠原諸島」、そして2021年には日本列島南部に連なる島々「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島(奄美・沖縄)」が登録され、全5件となりました。日本の自然遺産は、いずれもその豊かで個性的な生態系が評価され、希少な動植物を含む生命の循環を感じることができる場所です。